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Linux その後

 2006年末より正月にかけて,当社サーバーをMacOSXからFedoraCore6(64bit)に入れ替え,色々と喜んだり苦しんだりしたが,約半年の稼働で判ってきたことを記そう。

(1)環境
Intel DG965RY
Core2Duo E6300
512M×2

(2)わかったこと
・インストール時に all-generic-ide iqrpoll オプションをつけないと駄目だと言ったが,これは 64bit 環境の話で,32bit の場合はall-generic-ide のみで良い
・DG965RY の場合,BIOS で Disk モードを Legacy ではなく Standard(Enhance?)にしないと,デバイスが hda となり,秒4MBくらしの性能しか出ない。適切に設定すると sda となって 70MB/秒くらいの性能になる(もちろんHDの性能による)
・pop-before-smtp は,FC6 では正常に動作しない

(3)自分メモ
 ユーザー数が多いので,apache,Dovecot,Postfixの待ち受けプロセスを100くらいに設定しないと待たされる
 apache で /etc/httpd/conf.d 中に security.conf が入っていると,apache が突然落ちることがある

 で,FedoraのMLを読んでいくうちに,どうやら業務で使用するのは Fedora→RedHat→CentOSとなって,Cent が良いみたい。そこで,順次 Cent に入れ替えていくことにする。またトラブらなければ良いのだが。
 また,MySQL も64bit より 32bit の方が性能が良さそう(http://www.thinkit.co.jp/free/article/0603/10/5/)だし,くわえて FC6 も 64bit は Yum も不審な動きをしたり,体感的に???と言う感じのもたつきもあるので,今回は 32bit で行く事にする。
 →こんなことも書いてありました(http://www.hyde-tech.com/HideWeb/fedora_core_6_installation_notes.html

 やれやれ・・・

(みなさん思われることでしょうけど,ソフト開発もしなければならないし,基礎研究や実験もしなければならないし,体がふたつあるか,自分だけ一日が30時間くらいあると嬉しいなぁ・・・おーい,ドラえも〜ん!!!)