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懐かしい

 ソフト開発の合間にインターネットで息抜きしてましたら,私が大学時代に製作して日本ファルコムという会社から発売された「ホラーハウス」というゲームについての話を見つけてしまいました。
 今は,パッケージもソースプログラムも残っていないですが,もしかしたら竹本くん,これ見てて,もしまだコピーが残ってたら,送ってくださいませ。古さんか吉見も持ってたら,よろしくです。

http://www14.big.or.jp/~nijiyume/fal002/8284/fcg/hhs.htm
http://www14.big.or.jp/~nijiyume/fal002/8284/fcg/hh2.htm
http://blog.zaq.ne.jp/oldpc/article/80/

 今となっては,いわゆる「クソゲー(笑)」の範疇ですが,当時は方眼紙(グラフ用紙)に絵を描いて,それをドットで拾い上げて座標を入力していき,グラフィックを描かせたものです。
 その頃の私は「I/O(あいおー)」や「マイコン」「RAM(ラム)」と言った雑誌に「競馬ゲーム」ほか,数本のソフトを発表し,原稿料を貰ったり,カセットテープサービスで,色々な人と知り合いになれました(たしか市役所にお勤めだった相模原市橋本の関根さんは,どうされてるかなぁ)
 発売後,立川に遊びに行き,加藤社長とお会いしましたが,その時黒板に,ソフトの売上ランキングが書かれてありましたが,表敬訪問のためにわざとそうしてくださっていたのかも判りませんけれども,ホラーハウスが一位となっていたのは嬉しく思った記憶があります。
 その後,第二弾で「ホラーハウス2(パッケージ名は「狂気の館」)」も発売していただき,さらに翌年(1984年)正月に第三弾として「アントワールド(蟻の世界)」という長編を企画しています,とお伝えしたら

●当社は現在「デーモンズリング」という作品を発売する予定になっておりますので,旧態のものはやめます

といったお話を伺いました。第二の「シブサワ・コウ」を目指していたのですが,ガーン!。・・・で,「ぜひ,見て参考にしてください」と言うことで,発売前の「デーモンズリング」のパッケージを下宿に送っていただき,見た時の衝撃と言ったらなかったなぁ・・・なぜ,フロッピードライブが一度「カチッ」とアクセスするだけで,あんな複雑な絵が一瞬で出てくるの?????あれ以来,ゲームは作っていません。(大笑)

 (今思えば,恐らく画像の色が限られていたことから,グラフィックバンクメモリの未使用部分に次のデータをロードしていたのだろうと思う)

 それ以降,パソコンも,とくにPC-88系のソフトは完成度が高くなり,世間の技術向上について行けなくなったため,日立の「MB-S1」というマイナーなパソコンに乗り換え,ひっそりと使っておりました(88を買ってくれた幹事長の倉橋くんも,初代の S1 model 10 を買ってくれた福島くんも,今はもう,持ってないだろうね)。S1 は,汎用コンピュータの仮想記憶のアーキテクチャを採用し,コンピュータ学習には持って来いの機種でしたが,何となく意味は判るものの,では,どのように使ったら良いのか,テーマも技術も判らない有り様で,今,あの機械があれば・・・やっぱり使わないですね,時間がないから。それと,見てもらえる人がいないので。(苦笑)

 あと,懐かしいと言えば,同じく学生時代に大阪の「プランタン難波」だったかな,そこで「パソコンを使った手相占い」のコーナーをやりました。同じゼミの古さん,吉見たちがやっていたプロジェクト(東大阪マイコンセンターの大久保さん,元気かなぁ)を引き継いで,ソフトを完成させた後,デパートで使ってみた,と言うわけで。
 大久保さんと言えば,日立化成の大阪支社?の販売管理ソフトを卒業目前で頼まれ,断ったのですがお金だけ置いて行かれてしまって,やむなく着手した記憶があります。あのソフト,未完成だったのですが,その後,どうなったのでしょうか・・・・あの時,初めて,今までの,遊びではない,シビアなビジネスのコンピュータと言うものを感じて,将来に一抹の不安を覚えた記憶があります。

 今となっては,何もかも懐かしい・・・地球か・・・懐かしい・・・・