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うまい話

 今日,仕事で岡山県倉敷市真備町に行ってきました。お昼にうどんを食べました。うまかったです。おわり。

 では,当然終わりません。地元に二軒うどん屋がありました。ひとつは「へんこつうどん」で,おそらくチェーン店。もうひとつは「かわはら」と言って,個人営業のような店。どちらにしようか迷ったが,私の第六感が叫んだ!「かわはらに行け!」

 大正解だと思います。「いか天うどん」「おにぎり」「おでん三つ」を注文。おでんも甘すぎず,辛すぎず,うどんはコシがあって喉ごし爽か。
 お客さんと店員さんが「おじいちゃん,退院したんだって?」「そうなんよー,ありがとう」とか,来る客来る客,みんな事情を知ってそうな感じのところが,地元に愛されてる雰囲気で,こういう店は大将の機嫌さえ損なわなければ良い店なのです。店員さんもはきはき,愛想が良くて,玄関に貼ってある「求人」の紙にも「明るい人」と明記されており,お店の方向性がはっきりしてるな,と好印象でした。

 かと言って,ちゃんと通りすがりの営業マン風の人もいて,入口は狭く見えたけれど,中は広くて,懐かしいお店って気がしましたよ。ただ,入院したおじいちゃんから代替わりしたと思われる息子風の大将が,「天ぷらまだか!」「はよ,せいっ!」とか,お母さん(つまり入院したおじいちゃんの奥さん?)らしき人に怒鳴りつつ,うどんを仕上げていました。その息子のお嫁さんと思われる人が店を仕切ってました。

 看板に「手打ち」と書いてあったので,「ほんまか〜??」とか思いながら,厨房を時々見てたら,なんと本当にうどんを途中で伸ばして切ってました。「ほんまじゃぁー,それでうどんの太さがまちまちなんじゃぁー」と納得。ただ,天ぷらの油がちょっときつかったかも。

 せっかくうまいうどんの話しをしたので,私お薦めの店をいくつか。

お好み焼き 府中「古川」
●ラーメン 府中「大吉」ノーマルラーメンも旨いが,大吉ラーメンはゴマの風味がたまらない!,夜の部なら「かっちゃん」のみそラーメン
●ラーメン 福山「十八番」(三吉町本店),ここのノーマルラーメンはもちろんの事,ちゃんぽんがクセになる
●ラーメン 御調「名前は忘れたけど,セブンイレブンの敷地内にあるラーメン屋」
●カレーうどんなら福山市松永,福山市瀬戸町,福山市新市町,それぞれの天霧,片栗粉の混ざった,さっぱりとろり系の「あつあつ」ルーが病みつき
●天ぷらうどんなら府中の「蓑屋」,「あげたての」天ぷらを「できたての」うどんに「すぐ」のせて,「すぐ」持ってきてくれるので,「じゅんじゅんちゅんちゅん」という汁と油が弾ける音が食欲をそそる。「あー,今から天ぷらうどんを食べるんだ」と言う期待感がいやがうえにも高まる,天ぷらの油は綺麗で大変良好!
●昼のランチなら,お膝元府中商工会議所一階の「いっしん」の弁当。量が多いのが苦しい時もあるが,居酒屋もされているので,同じ仕入の刺し身の時は「あたり」で旨い!

 だいたい,ラーメンは,地元だと,「尾道はせべ製麺」の暖簾がかかっていれば「外れはない」かと思いますね。

 うーむ,食欲に支配されてますねぇ・・・